「XMって、本当に信頼できるFX業者なのかな?」
「XMのメリットだけじゃなくて、デメリットもしっかり把握しておきたいな」
「結局のところ、XMは使うべきなの?」
XMは日本人トレーダーにもっとも人気のある海外FX業者ですが、「みんな使っているから」という理由だけでXMを選ぶのは危険です。
実際に私も専業トレーダーになる前はXMだけしか使っていなかったのですが、最近はXMの短所を踏まえたうえで、トレードの目的に合った海外FX口座を使い分けるようにしています。
「いいところばかりに目がいきがちですが、デメリットにも向き合わないと大切なお金を失ってしまいます。」
そこでこの記事では、XMを使ったことがないという方にも理解できるよう、「XMのデメリット」を8つご紹介していきます!
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XMのデメリット8選
XMを使っているトレーダーは多いですが、使うことでデメリットもあります。
今回は、XMを口座開設して4年以上経つ専業トレーダーの私が、経験談も踏まえながら8つのデメリットや弱点をご紹介します!
- スプレッドがせまいとは言えない
- ゼロ口座は取引通貨ペア数が少ない
- 完全信託保全ではない
- 仮想通貨をトレードすることができない
- 証拠金残高に応じてレバレッジ制限がかかる
- レバレッジを自分でコントロールする必要がある
- 法人口座を開設することができない
- 入金額以上の利益を銀行送金でしか出金できない
それぞれ、順番に見ていきましょう。
① スプレッドがせまいとは言えない
XMのデメリット、最初の1つ目は「スプレッドがせまいとは言えない」ことです。
XMのスプレッドは、他の海外FX業者と比べるとせまいとは言えません。
例として、XMを含めた海外FX業者14社の平均スプレッドを比較したものが下の表になります。
海外FX業者 | USDJPY | EURJPY | EURUSD |
XM Trading | 1.5 | 2.3 | 1.6 |
AXIORY | 1.4 | 1.4 | 1.4 |
BigBoss | 1.6 | 2.2 | 1.8 |
Titan FX | 1.3 | 1.7 | 1.3 |
IS6FX | 1.6 | 2.3 | 1.5 |
Gemforex | 1.5 | 1.6 | 1.5 |
EXNESS | 1.1 | 1.9 | 1.0 |
iFOREX | 1.0 | 1.4 | 1.0 |
Tradeview | 1.8 | 2.2 | 1.6 |
Milton Markets | 1.5 | 1.5 | 1.5 |
Genetrade | 1.4 | 1.9 | 1.4 |
Land FX | 0.8 | 1.5 | 0.9 |
FXGT | 1.6 | 2.2 | 1.6 |
Hot Forex | 1.7 | 1.6 | 1.2 |
平均値 | 1.41 | 1.84 | 1.38 |
上の表のように、XMの主要3通貨ペアのスプレッドはどれも平均値より広いということがわかります。
また、スプレッドがせまい「ECN口座」を比較しても同様の結果です。
XMは、高いレバレッジと豪華なボーナスキャンペーンが特徴の海外FX口座です。
そのため、手数料であるスプレッドが広いのは仕方ないと言うこともできるかもしれませんね!
② ゼロ口座は取引通貨ペア数が少ない
続いてご紹介するXMのデメリットは「ゼロ口座は取引通貨ペア数が少ない」ことです。
XMは、スタンダード口座よりもスプレッドがせまい「XM Trading Zero口座(通称:ゼロ口座)」を用意しています。
一方でゼロ口座は、スタンダード口座に比べて取引できる通貨ペアの数が大幅に少なくなっています。
口座タイプ | スタンダード口座 | マイクロ口座 | ゼロ口座 |
---|---|---|---|
通貨ペア | 57ペア | 57ペア | 56ペア (USD/CNH以外) |
CFD商品 | 37ペア | 37ペア | 0ペア (非対応) |
貴金属 | 4ペア | 4ペア | 2ペア (ゴールド+シルバー) |
ゼロ口座を利用する場合、株価指数や原油などのCFD取引ができません。
また、ゴールドやシルバーはトレードすることはできますが、プラチナなどのマイナーな貴金属をトレードすることもできません。
取引できる通貨ペアが少ないということは、その分チャンスを逃してしまうことにもつながるので、これもXMの弱点と言えるでしょう。
③ 完全信託保全ではない
続いてご紹介するXMのデメリットは「完全信託保全ではない」ことです。
XMはトレーダーの資金を、「信託保全」ではなく「分別管理」しています。
- 信託保全とは?
- 信託保全とは、FX業者の運営資金と顧客から預かった資産を完全に分離して管理すること。
顧客の資金は、FX業者とは関係のない第三者の銀行に、別名義で管理される。
仮にFX業者、及び預け入れ先の銀行が倒産しても、顧客の資金は全額返金される。 - 分別管理とは?
- 分別管理とは、FX業者が顧客から預かった資金を、FX業者の名義で別々に管理すること。
仮にFX業者、及び預け入れ先の銀行が倒産しても、資金が全額返金される保証はない。
信託保全をしていないと聞くと不安に思う方もいるかもしれませんが、XMは顧客資金に対して最大100万ドル(約1億1000万円)までの補償を設けています。
1億円を超えるような資金をXMの口座に入れておく方はほぼいないので、実質的には「信託保全」だと言えるでしょう。
しかし「資金が100%安全に守られているわけではない」ということは事実なので、利益が出たらこまめに出金することが大切です。
④ 仮想通貨をトレードすることができない
続いてご紹介するXMのデメリットは「仮想通貨をトレードすることができない」ことです。
XMでは、ビットコインをはじめとした仮想通貨のトレードができません。
2019年に仮想通貨の取引が停止となってから、現在も取引停止の状態が続いています。
仮想通貨の価格が上がり続けているなか、ビットコインなどの仮想通貨を取引できないのは大きなデメリットといえます。
⑤ 証拠金残高に応じてレバレッジ制限がかかる
続いてご紹介するXMのデメリットは「証拠金残高に応じてレバレッジ制限がかかる」ことです。
XMは、証拠金残高が増えれば増えるほど最大レバレッジに制限がかかるようになっています。
証拠金残高と最大レバレッジの関係は、下の表のとおりです。
証拠金残高(1ドル=100円) | 最大レバレッジ |
---|---|
500~2,000,000円 | 888倍 |
2,000,001~10,000,000円 | 200倍 |
10,000,001円以上~ | 100倍 |
証拠金残高が200万円を超えると、最大レバレッジは888倍から200倍にガクッと落ちてしまいます。
特に資金量が豊富な方にとっては、このレバレッジ制限がデメリットに感じてしまうこともあるでしょう。
⑥ レバレッジを自分でコントロールする必要がある
続いてご紹介するXMのデメリットは「レバレッジを自分でコントロールする必要がある」ことです。
XMでは、口座開設時に下の16段階からレバレッジを選ぶことができます。
- 1:888 (レバレッジ888倍)
- 1:500 (レバレッジ500倍)
- 1:400 (レバレッジ400倍)
- 1:300 (レバレッジ300倍)
- 1:200 (レバレッジ200倍)
- 1:100 (レバレッジ100倍)
- 1:66 (レバレッジ66倍)
- 1:50 (レバレッジ50倍)
- 1:25 (レバレッジ25倍)
- 1:20 (レバレッジ20倍)
- 1:15 (レバレッジ20倍)
- 1:10 (レバレッジ20倍)
- 1:5 (レバレッジ5倍)
- 1:3 (レバレッジ5倍)
- 1:2 (レバレッジ5倍)
- 1:1 (レバレッジ5倍)
(※プロスプレッド口座は最大レバレッジが500倍からになります。)
ただし、これはあくまで「最大レバレッジ」であって、実際にトレードする際のレバレッジは自分でコントロールする必要があります。
レバレッジは、どれくらいのポジション量を持つかで変わります。
ポジションを持ちすぎるとレバレッジが高くなり過ぎてしまい、一瞬で資金を失う可能性もあるので注意が必要です。
⑦ 法人口座を開設することができない
続いてご紹介するXMのデメリットは「法人口座を開設することができない」ことです。
XMでは、法人口座を開設することができません。
FXの法人口座には下のようなメリットがありますが、XMではこれらの恩恵を受けることができない状態です。
節税につながる
FXの利益にかかる税金は、個人口座と法人口座で異なります。
口座の種類 | 海外FXの個人口座 | 海外FXの法人口座 |
---|---|---|
税制 | 総合課税 | 法人税 |
税率 | 所得金額に応じて5~45% + 住民税10% | 15~23.2% + 法人事業税・法人住民税等 |
個人口座の場合、税率は最大で55%です。
一方で法人の場合は、経費として申告できる範囲が個人よりも広がります。
そのため、海外FX口座を使って大きく稼げるようになったら、法人口座を使うほうが節税につながります。
損益通算の対象が広い
海外FXの個人口座を使う場合、同じ税区分の「雑所得・総合課税方式」に分類される項目だけしか、損益通算はできません。
一方で法人口座の場合、FX取引だけでなく会社が行っているその他の事業の収益などと損益通算が可能です。
損益通算の範囲が広いのは、法人口座を利用する大きなメリットになります。
最長10年間の損失繰越が可能
海外FXの個人口座の場合、損失の繰越が認められていません。
一方で、法人口座の場合は最長10年間の損失繰越が認められています。
損失繰越には節税効果がありますが、法人口座を利用できないXMには関係がないと言わざるをえません。
⑧ 入金額以上の利益を銀行送金でしか出金できない
さいごにご紹介するXMのデメリットは「入金額以上の利益を銀行送金でしか出金できない」ことです。
XMでは、銀行送金以外にクレジットカードやBitwallet・STICPAY・BXONEといった多様な方法で口座に入金することができます。
ここで、たとえばBitwalletで10万円入金し、トレードで5万円の利益が出たとしましょう。このとき、入金額の10万円はBitwalletで、入金額以上の5万円の利益は銀行送金でしか出金することができません。
銀行送金はどうしても手数料が高くなってしまうため、せっかくの利益が少なくなってしまうというデメリットがあります。
XMをおすすめできない人
XMの8つのデメリットと弱点について解説してきました。
ここからは「どうしてもXMの利用をおすすめできない人」についてご紹介します!
- スプレッドがせまいFX口座を使いたい人
- ビットコインをトレードしたい人
- 法人口座でトレードしたい人
それぞれ、順番に見ていきましょう。
① スプレッドがせまいFX口座を使いたい人
まず最初にXMをおすすめできないのは「スプレッドがせまいFX口座を使いたい人」です。
デメリットの部分でも解説したとおり、XMのスプレッドは決してせまくありません。
特に短期で売買を繰り返すスキャルピングトレーダーには、残念ながらXMは向いていません。
XMは「ボーナスを使って資金を増やす口座」と割り切って、スプレッドがせまい口座は別で作ってトレードするようにしましょう!
- ThreeTraderの「ノースプレッド口座」
- Exnessの「プロ口座」
- Titan FXの「ブレード口座」
② ビットコインをトレードしたい人
続いてXMをおすすめできないのは「ビットコインをトレードしたい人」です。
XMでは、2019年からビットコインをはじめとした仮想通貨の取引が停止となっています。
仮想通貨は値動きが大きく、レバレッジをかければさらに資金を大きく増やせる可能性があります。
現時点で、仮想通貨の取引手数料がもっとも安い海外FX業者は「FXGT」なので、もし仮想通貨FXにも興味があれば利用してみてください!
③ 法人口座でトレードしたい人
さいごにXMをおすすめできないのは「法人口座でトレードしたい人」です。
法人口座には特に節税の面で大きなメリットがあるのですが、XMでは法人口座をつくってトレードすることができません。
特に毎月50万円以上を海外FXで稼げるようになったら、以下の海外FX業者で法人口座の開設を検討してみてください。
XMを利用するメリット
XMのデメリットをご紹介してきましたが、XMにしかない独自の特徴やメリットもあります。
専業トレーダーである私がXMを4年以上使ってみて、実際に感じた特徴やメリットは下のとおりです。
- 信頼性・安全性が高くトラブルがない
- 約定スピードが速い
- 3,000円分の口座開設ボーナスがもらえる
- 最大5,000ドル分の入金ボーナスがもらえる
- 500円からFXトレードを始めることができる
- XMポイントによるキャッシュバック制度がある
- MT4・MT5のどちらも利用することができる
- 最大レバレッジ888倍・ゼロカットシステム採用している
- 1アカウントにつき最大8つまで複数口座を持てる
- 毎週開催される無料のウェビナーでFXについて学べる
- 無料のVPSを利用することができる
- 日本語サポートからの返信が早い
それぞれの特徴やメリットについて、さらに詳しい内容を下の記事で解説しています。
XMは間違いなく日本人トレーダーにもっとも利用されている海外FX業者なので、その理由を詳しく知りたい方は続けて読んでみてくださいね!
>>【安全性No.1】XMの特徴とメリット12選【選ばれる理由あり】
XMのデメリットに関するよくある質問
【まとめ】XMのデメリット8選
XMのデメリット・短所を合計で8つご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
もしXMでトレードを始めようか迷っているなら、一度3,000円分の口座開設ボーナスでXMの使い勝手を試してみることをおすすめします。
リスクは0なので、ぜひご自身の目でXM Tradingのメリット・デメリットを確かめてみてくださいね!
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それでは、今回の内容を改めてまとめておきます。
- スプレッドがせまいとは言えない
- ゼロ口座は取引通貨ペア数が少ない
- 完全信託保全ではない
- 仮想通貨をトレードすることができない
- 証拠金残高に応じてレバレッジ制限がかかる
- レバレッジを自分でコントロールする必要がある
- 法人口座を開設することができない
- 入金額以上の利益を銀行送金でしか出金できない
当サイトでは、XMに関する情報を様々なテーマでまとめています。
XMについてより詳しく知りたいという方は、ぜひ下の関連記事も読んでみてくださいね!
それでは、今回は以上です。
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