Exness(エクスネス)には全部で5つの口座タイプがあり、すべての口座で無制限レバレッジが使えるようになっています。
ゼロカットシステムに対応(追証が発生しない)しつつ少ない資金で大きな取引ができるところは非常に魅力的ですが、海外FX初心者だと口座タイプごとの違いや特徴が分からないかもしれません。
この記事ではExnessの口座タイプや種類、それぞれのメリット・デメリットを分かりやすく解説していますので、これから口座開設する方はぜひ参考にしてみてください。
Exnessの口座開設方法についてはは以下の記事で詳しく紹介しています。
関連記事:Exness(エクスネス)の口座開設方法と手順|追加口座の作り方や必要書類も解説
Exness(エクスネス)の口座タイプ一覧【初回最低入金額など】
Exness(エクスネス)で利用できる口座タイプは全部で5つです。
口座タイプ | スタンダード | スタンダードセント |
---|---|---|
通貨単位 | 100,000通貨 | 1,000通貨 |
取引可能商品 | 外国為替・貴金属・仮想通貨・エネルギー・インデックス(指数)・株式 | 外国為替・貴金属 |
初回最低入金額 | 150ドル | 150ドル |
最大レバレッジ | 無制限 | 無制限 |
スプレッド | 0.3 pips~ | 0.3 pips~ |
取引手数料 | なし | なし |
注文方式 | 成行約定 | 成行約定 |
最大ロット数 | 200ロット | 200ロット |
最小ロット数 | 0.01ロット | 0.01ロット |
最大注文数 (未決済注文+指値注文) | MT4:1,000 MT5:無制限 | 1,000 |
最大口座数 | 100 | 100 |
マージンコール | 60% | 60% |
ストップアウト | 0% | 0% |
デモ口座 | 利用可 | 利用不可 |
プラットフォーム | MT4/MT5 | MT4 |
口座開設 | 口座開設する | 口座開設する |
Exnessでは口座タイプを「スタンダードタイプの口座(合計2口座)」と「プロタイプの口座(合計3口座)」の2つに大別しています。
まずは口座タイプの大まかな違いと共通する点、各口座のスプレッドを紹介していきますのでご覧ください。
スタンダードタイプ口座とプロタイプ口座の比較
Exness(エクスネス)で用意されているスタンダードタイプの口座とプロタイプの口座の大まかな違いは以下の通りです。
- スタンダードタイプの口座は最低入金額は少ないがスプレッドは平均的
- プロタイプの口座は最低入金額は高いがスプレッドは狭い
Exnessはスタンダード口座とスタンダードセント口座の2つをまとめた「スタンダード口座」と、プロ口座・ロースプレッド口座・ゼロ口座の3つをまとめた「プロ口座」を提供しています。
口座タイプ | スタンダードタイプの口座 | プロタイプの口座 |
---|---|---|
最低入金額 | 150ドル(約2.2万円相当) | 1,000ドル(約15万円相当) |
スプレッド | 普通 | とても狭い |
ご覧のようにスタンダードタイプ口座の最低入金額は150ドルから、プロタイプ口座は1,000ドルからとなっています。
プロタイプの口座は参入のハードルが高いものの、狭いスプレッドで勝負できるところは大きなメリットです。
口座タイプ別の平均スプレッド比較
Exness(エクスネス)の口座タイプ別の平均スプレッドを以下にまとめました。
口座タイプ | スタンダード | スタンダードセント | プロ | ロースプレッド | ゼロ |
---|---|---|---|---|---|
USDJPY | 1.0 | 1.0 | 0.7 | 0.0 | 0.0 |
EURUSD | 0.9 | 0.9 | 0.6 | 0.0 | 0.0 |
EURJPY | 2.0 | 2.0 | 1.4 | 0.2 | 0.0 |
GBPUSD | 1.1 | 1.1 | 0.7 | 0.0 | 0.0 |
GBPJPY | 2.2 | 2.2 | 1.6 | 0.3 | 0.0 |
AUDJPY | 1.9 | 1.9 | 1.3 | 0.2 | 0.0 |
AUDUSD | 0.9 | 0.9 | 0.6 | 0.0 | 0.0 |
取引手数料 | なし | なし | なし | 往復7ドル~ | 往復0.1ドル~ |
スタンダードタイプの口座は平均的なスプレッドで、プロタイプの口座はどれも狭いスプレッドが設定されています。
全口座タイプの共通点
Exness(エクスネス)で利用できるすべての口座タイプに共通する点は最大レバレッジ・ゼロカットシステムの有無・ストップアウトのレベルです。
口座タイプ | スタンダード | スタンダードセント | プロ | ロースプレッド | ゼロ |
---|---|---|---|---|---|
最大レバレッジ | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
ゼロカットシステム | あり | あり | あり | あり | あり |
ストップアウト | 0% | 0% | 0% | 0% | 0% |
以下ではそれぞれの内容を詳しく説明しています。
無制限のレバレッジ【条件あり】
Exnessは「最低10ポジション(指値注文を除く)と最低5ロット(または500セントロット)を決済する」という条件を達成すると、すべての口座タイプで無制限のレバレッジが使えるようになります。
無制限レバレッジはExness最大の特徴でもありますので、ぜひ条件をクリアしてみてください。
なお、Exnessの無制限レバレッジについては以下の記事でより詳しく説明していますので、合わせてご覧ください。
関連記事:Exness(エクスネス)はレバレッジ無制限!条件とレバレッジ規制まとめ
ゼロカットシステム採用・追証なし
ゼロカットシステムとは取引失敗により残高がマイナスの状態になったとき、そのマイナス分の金額を補填してくれる(ゼロに戻してくれる)仕組みのことです。
海外FX業者ではおなじみのシステムであり、Exnessもゼロカットシステムを採用しているため追証は発生しません。
こうしたシステムが導入されているからこそ、安心して大きなレバレッジを使って取引できるということです。
ストップアウトレベル0%
ストップアウトレベルとは「強制ロスカットされる証拠金維持率」のことです。
Exnessではすべての口座タイプのストップアウトレベルが0%に設定されています。
他社であれば証拠金維持率が30%や50%などになったタイミングで強制ロスカットが発動しますが、Exnessの場合は証拠金維持率が0%にならないとロスカットされません。
ハイレバレッジトレードをする上で、ストップアウトレベルが0%というのは非常に有利な条件です。
ぜひExnessの口座を開設して実際の取引を体験してみてください。
Exness(エクスネス)スタンダード口座の特徴
Exness(エクスネス)のスタンダード口座は初心者向けの口座タイプです。
- 150ドル(約2.2万円相当)の入金額からトレードを始められる
- 1ロット10万通貨のダイナミックなトレードができる
- 条件をクリアすることで無制限レバレッジが使える
- スプレッド幅は平均的だが取引手数料が掛からない
- 為替FXから仮想通貨まで幅広い銘柄に投資できる
以上の特徴を踏まえた上でスタンダード口座のメリットとデメリットを見ていきましょう。
なお、スタンダード口座はもっともベーシックな口座タイプであるため、ひとつは保有しておきたい口座と言えます。
スタンダード口座のメリット
スタンダード口座を選ぶメリットは、取引の条件が分かりやすく取引手数料も掛からないという点です。
初心者の場合、取引手数料ありの口座タイプだと損益の計算がしづらく、うまく利益に繋げられない可能性があります。
その点、スタンダード口座は「1ロット=10万通貨」「取引コストはスプレッドのみ」というシンプルな条件であるため、海外FXに慣れていなくてもトレードがしやすい環境と言えます。
スタンダード口座のデメリット
スタンダード口座のデメリットはプロタイプの口座(プロ・ロースプレッド・ゼロ)よりスプレッドが広いところです。
スプレッドが広いと利益を出すまでに時間が掛かりやすくなります。
つまり、スキャルピングを目的とするトレーダーにとっては勝負しづらい口座タイプと言えるでしょう。
Exness(エクスネス)スタンダードセント口座の特徴
Exness(エクスネス)のスタンダードセント口座は少額トレーダー向けの口座タイプです。
- 150ドル(約2.2万円相当)の初回入金で利用できる
- 1ロット1,000通貨という少ない量から注文を出せる
- 条件をクリアすれば無制限レバレッジが使える
- 取引できる銘柄が少ない(為替FXと貴金属のみ)
スタンダードセント口座の取引条件はスタンダード口座とほぼ同じです。
完全に異なるのは「1ロット単位」「取扱銘柄数」の2つとなります。
上記の点を含め、スタンダードセント口座のメリットとデメリットを見ていきましょう。
スタンダードセント口座のメリット
スタンダードセント口座のメリットは「リスクを抑えた取引ができる」「自動売買ツール(EA)の試運転に適している」といった点です。
スタンダードセント口座は1ロットあたりの取引量が「1,000通貨」に設定されています。
前述のスタンダード口座と比べて取引量が「1/100」になるため、リスクを抑えた取引ができるということです。
また、新しい自動売買ツールの性能を確かめる際に便利な口座タイプでもあります。
スタンダードセント口座のデメリット
スタンダードセント口座のデメリットは「取引できる銘柄が少ない」「基軸通貨が米ドルのみ」という点です。
ほかの口座タイプでは株価指数や仮想通貨など様々な銘柄に投資できますが、スタンダードセント口座でトレードできるのは為替FXと貴金属(コモディティ)の2種類だけです。
また、基軸通貨が米ドルとなるため「計算しづらい」「入出金時に為替手数料が掛かる」といった不便さもあります。
Exness(エクスネス)プロ口座の特徴
Exness(エクスネス)のプロ口座は上級者向けの口座タイプです。
- 最小0.1pipsの極狭スプレッドでトレードできる
- 取引手数料が掛からない
- 唯一「即時約定」という注文方式を採用している
プロ口座は取引手数料が掛からないうえにスプレッドが狭いというトレーダー側が非常に有利な口座タイプです。
ただし、注文方式が異なり相場によっては注文が約定されない可能性もあるといったデメリットを含んでいますので、そういった部分を含めて詳しく見ていきましょう。
プロ口座のメリット
プロ口座のメリットは前述の通り「取引手数料が掛からない」「スプレッドが狭い」という点です。
ロースプレッド口座やゼロ口座よりは平均スプレッドが広いものの、スタンダードタイプの口座と比べると圧倒的に狭いスプレッドで勝負できます。
短期的な売買で利益を出しやすいところが大きなメリットなので、うまく活用してみましょう。
プロ口座のデメリット
プロ口座のデメリットは「約定拒否が起きる可能性がある」という点です。
プロ口座は、ロースプレッド口座やゼロ口座と異なり「即時約定」という注文方式を採用しています。
ロースプレッド口座やゼロ口座で採用している「成行約定」であれば、注文を出したコンマ数秒の間にレートが変動してもその価格で約定します。
しかし、プロ口座の「即時約定」ではトレーダーが注文を出したときのレートでないと約定しません。
注文が滑る「スリッページ」は発生しませんが、下の動画のようにレート変更後の価格に同意するかどうか確認する「リクオート(約定拒否)」が生じます。
約定までに時間が掛かると利益を得るチャンスが損なわれるため、扱い方が難しい口座タイプと言えるでしょう。
Exness(エクスネス)ロースプレッド口座の特徴
Exness(エクスネス)のロースプレッド口座は中級者以上向けの口座タイプです。
- 最小0.0pipsのスプレッドでトレードできる
- 1ロットの取引ごとに往復で最大7ドルの手数料が掛かる(為替FXの場合)
- 初回入金額が1,000ドル相当とやや高めに設定されている
ロースプレッド口座は分かりやすい取引手数料が設定されている口座タイプです。
それぞれの内容を見ていきましょう。
ロースプレッド口座のメリット
ロースプレッド口座のメリットはとにかく狭いスプレッドで勝負できるところです。
最小スプレッドは0.0pipsなので、注文を出してすぐ利益が出る可能性もあります。
取引手数料が掛かるものの「往復で最大7ドル(為替FXの場合)」という分かりやすい設定なので、プロタイプの口座の中では初心者にも使いやすい種類と言えます。
ロースプレッド口座のデメリット
ロースプレッド口座のデメリットとして挙げられるのは「初回入金額が1,000ドル(約15万円相当)」という点のみです。
そのほかに目立ったデメリットや不便さはないため、中級者以上のトレーダーであれば扱いやすい口座タイプと言えます。
Exness(エクスネス)ゼロ口座の特徴
Exness(エクスネス)のゼロ口座はより狭いスプレッドで勝負したいトレーダー向けの口座タイプです。
- 最小0.0pipsのスプレッドでトレードできる
- 約30通貨ペアにゼロスプレッドが適用されている
- 通貨ペアや銘柄によって取引手数料が大きく異なる(最小で往復0.2ドル~)
ゼロ口座はスプレッドの狭さを魅力とする口座タイプです。
主要な通貨ペアで取引したい方におすすめの口座と言えますが、デメリットもありますので事前に把握しておきましょう。
ゼロ口座のメリット
ゼロ口座のメリットは最小0.0pipsから主要通貨ペアの取引ができるところです。
約30種類の通貨ペアが対象となりますので、為替FXメインの方にはとてもおすすめの口座タイプと言えます。
また、そのほかの取引銘柄の中には取引手数料が最小0.2ドルしか掛からないものもあります。
なお、実際に最小0.0pipsのスプレッドで取引できるのは以下の通貨ペアです。
AUDUSD・EURAUD・NZDJPY・EURUSD・EURCAD
NZDCAD・GBPUSD・EURCHF・NZDCHF・NZDUSD
EURGBP・GBPNZD・USDCAD・EURJPY・CHFJPY
USDCHF・EURNZD・CADCHF・USDJPY・GBPAUD
AUDGBP・AUDJPY・GBPCAD・AUDCHF
CADJPY・GBPCHF・AUDCAD・GBPJPY
ゼロ口座のデメリット
ゼロ口座のデメリットは銘柄によって取引手数料が大きく異なる点です。
また、相場の状況次第ではスプレッドが拡大することもあります。
市場を常にチェックしておかないと有利な条件で注文を出せないため、プロ口座と並んで上級者向けの口座タイプと言えるでしょう。
Exness(エクスネス)スタンダード口座とスタンダードセント口座の違い
Exness(エクスネス)のスタンダード口座とスタンダードセント口座の取引条件を以下の表にまとめました。
口座タイプ | スタンダード口座 | プロ口座 |
---|---|---|
通貨単位 | 100,000通貨 | 1,000通貨 |
基軸通貨 | 日本円/米ドル/ユーロなど | 米ドルのみ |
取引可能商品 | 外国為替 貴金属 仮想通貨 エネルギー インデックス(指数) 株式 | 外国為替 貴金属 |
デモ口座 | 利用可 | 利用不可 |
プラットフォーム | MT4/MT5 | MT4 |
スタンダード口座に比べるとスタンダードセント口座は取引条件に制限が多い印象を受けます。
基軸通貨・取引できる銘柄・対応する取引プラットフォームが限定的なので、利用する人を選ぶかもしれません。
ただし、スタンダードセント口座は1ロット=1,000通貨という少ない注文に対応しています。
デモ口座には非対応であるものの、大きな損失を出すことなくリアルなトレードが体験できるため、練習用に適した口座タイプと言えるでしょう。
Exness(エクスネス)プロ口座・ロースプレッド口座・ゼロ口座の違い
Exness(エクスネス)のプロ口座・ロースプレッド口座・ゼロ口座の取引条件を以下の表にまとめました。
口座タイプ | プロ | ロースプレッド | ゼロ |
---|---|---|---|
スプレッド | 0.1pips~ | 0.0pips~ | 0.0pips~ |
注文方式 | 即時約定 ※仮想通貨のみ成行約定 | 成行約定 | 成行約定 |
取引手数料 | なし | 往復で最大7ドル | 往復で最小0.2ドル |
3つの中で取引手数料が掛からないのはプロ口座のみです。
ロースプレッド口座とゼロ口座は銘柄ごとに個別の取引手数料が設定されています。
一方で、マイナーな通貨ペアや貴金属(ゴールドやシルバー)、エネルギーなどを選ぶならロースプレッド口座の方がトータルのコストが安くなりやすいのでおすすめです。
プロ口座は取引手数料が掛からないもののリクオート(約定拒否)が発生する可能性があるので、多少の経験や取引テクニックが必要となります。
とはいえ、取引コストの安さで選ぶならやはりプロ口座がおすすめと言えるでしょう。
Exness(エクスネス)スタンダードプラス口座について
Exnessのスタンダードプラス口座とは一部企業のトレーダーにしか開放されていない口座タイプです。
現在は一般のトレーダーに口座を提供していないため、あまり気にしなくて問題ありません。
初心者であればスタンダード口座かスタンダードセント口座を選び、新しく口座開設をしてみてましょう。
Exness(エクスネス)のおすすめ口座タイプ【トレーダー別】
Exness(エクスネス)の口座タイプをおすすめするトレーダー別に振り分けてみました。
自分が当てはまる口座タイプを探してみてください。
Exnessに乗り換えるなら「スタンダード口座」がおすすめ
これまで別の海外FX業者を使っていて、これからExnessに乗り換えるという方には「スタンダード口座」がおすすめです。
スタンダード口座は初回入金額が150ドル相当と安く、新規参入しやすい口座タイプとなっています。
ちなみにプロ口座の場合は1,000ドル相当の入金をしないと利用できません。
また、取引条件もほかの海外FX業者と比べるとクセがあります。
FX未経験~初心者の方には「スタンダードセント口座」がおすすめ
FX未経験という方やトレード初心者の方には「スタンダードセント口座」がおすすめです。
スタンダードセント口座は1ロットあたりの取引量が1,000通貨(スタンダード口座の1/10)なので、少ない証拠金からトレードを始められます。
ドル円やユーロドルなど、比較的値動きが小さい通貨ペアを選び経験を積んでみてください。
慣れてきて利益が出るようになったらスタンダード口座に移行してみましょう。
FXトレード上級者には「プロ口座」がおすすめ
FXの経験が豊富にある上級者には「プロ口座」がおすすめです。
プロ口座はスプレッドが狭く、さらに取引手数料も掛かりません。
ただし、他の口座タイプとは異なる約定方法を採用しているため、多少の知識や経験が求められます。
すでにFXで稼げている上級者であれば使いこなせるはずなので、ぜひチャレンジしてみてください。
幅広い通貨ペアをトレードしたいなら「ロースプレッド口座」がおすすめ
幅広い通貨ペアをトレードしたい方には「ロースプレッド口座」がおすすめです。
なぜなら、どんな通貨ペアも狭いスプレッドでトレードすることができるからです。
取引手数料は往復で最大7ドルとなっており、アップルやテスラなどの米国株式銘柄は手数料無料でトレードできます。
スキャルピングトレーダーには「ゼロ口座」がおすすめ
スキャルピングトレーダーには「ゼロ口座」がおすすめです。
なぜなら、主要通貨ペアをゼロスプレッド・取引手数料のみでトレードできる口座タイプだからです。
特にドル円やユーロ円などのメジャー通貨ペアなら、1日の95%はスプレッドがありません。
Exnessでスキャルピングトレードをするなら、ぜひゼロ口座を利用してみてください。
Exness(エクスネス)の口座タイプを確認・変更する方法
Exness(エクスネス)の口座タイプを確認したり、変更したりする方法について解説します。
それぞれ順番に見ていきましょう。
口座タイプの確認方法
まずはじめに、現在使っているExnessの口座が「どの口座タイプなのか」を確認する方法を紹介します。
結論として、口座タイプは「マイアカウント」か「口座情報」で確認できます。
マイページにログインして一番最初に表示される「マイアカウント」では、口座番号の横に口座タイプが「スタンダード」「ゼロ」といった形で表示されています。
また、各口座の右側にある歯車のマークをクリックすると表示される「口座情報」からも確認可能です。
上の写真のように口座タイプはもちろんのこと、サーバー名やレバレッジの倍率など口座のすべての情報を確認できます。
口座タイプを変更する方法
Exnessでは一度開設した口座のタイプを変更することはできません。
もし別の口座タイプを使いたい場合は、追加口座を開設する必要があります。
追加口座の開設は、上の写真のようにマイページの「マイアカウント」の右側にある「新規口座開設」から手続きをおこなっていきます。
Exnessは口座タイプごとに特徴が異なるので、ぜひ追加口座を開設していろいろな口座タイプを試しに使ってみてください。
なお、Exnessの追加口座の作り方と注意点は以下の記事でも詳しく解説しています。
関連記事:Exness(エクスネス)の追加口座・複数口座の作り方と注意点【スマホでできる】
Exness(エクスネス)の口座タイプに関してよくある質問
Exness(エクスネス)の口座タイプに関するよくある質問をまとめました。
疑問点や不明点がある方はご覧になってみてください。
Exnessで約定拒否は起きる?
Exnessのプロ口座では「即時約定」という約定方式を採用しているため、約定拒否が起きる可能性があります。
スリッページによる損失を被らないところはメリットとなりますが、リクオートが生じるのはデメリットと言えるでしょう。
Exnessの即時約定と成行約定の違いは?
Exnessの約定方式については以下をご覧ください。
約定方法 | 成行約定 | 即時約定 |
---|---|---|
リクオート(約定拒否) | 発生しない | 発生する |
約定 | 保証される | 保証されない |
スリッページ(注文の滑り) | 発生する | 発生しない |
口座タイプ | ロースプレッド口座/ゼロ口座 | プロ口座 |
即時約定は、ブローカーがトレーダーによってリクエストされた価格で注文を約定し、その価格でなければ全く約定しない方法です。
言い換えると、金融商品の価格が注文指示時に変化すると、ブローカーはお客様に通知(リクオート)を送信し、変更後の価格に同意するか確認するものです。
引用:Exness公式ホームページ
成行約定は、コンマ数秒以内に現在価格で注文を約定する方法です。 価格は常に変動するため、約定価格はトレーダーがターミナルウィンドウで確認した価格より高い場合も低い場合もあります。
この約定タイプのメリットは、最も早く約定でき、トレーダーは100%確実に市場での売買を約定できることです。
引用:Exness公式ホームページ
即時約定と成行約定の違いは、Exnessのホームページでも上記のように説明されています。
簡単に解説すると、即時約定はトレーダーの出した注文でないと約定せず、注文後のコンマ数秒の間にレートが変化すれば約定を拒否する注文方式です。
一方で、トレーダーが注文を出したあとのコンマ数秒の間にレートが変化した場合、その変化したあとのレートで約定させるのが成行約定です。
注文は必ず通りますが、自分が狙ったレートとは多少ズレが生じることがあります。
Exnessのストップアウトレベル0%とは?
ストップアウトレベルとは、強制ロスカットのことを指します。
一般的な海外FX業者であれば証拠金維持率が30~50%を切ると、損失額の大きい順にポジションが自動で決済されます。
一方で、Exnessのストップアウトレベルは0%であるため、証拠金維持率が0%になるまで含み損に耐えることができます。
- ストップアウトレベル50%の海外FX業者➝含み損が増えて証拠金維持率が50%を切ると自動でロスカットされて損失が確定する。
- ストップアウトレベル0%のExnessの場合➝証拠金維持率が仮に5%を切ってもロスカットされず、その後レートが元に戻れば損失は確定せずに済む。
上記のように、ストップアウトレベルが低ければ低いほど含み損に耐えることができ、含み損に耐えることができればレートが元に戻って損失を確定せずに済む可能性も高まります。
特に大きなレバレッジでトレードする方にとっては、ギリギリまで含み損に耐えられるのは非常に有利な取引環境ということです。
Exnessのロースプレッド口座とゼロ口座の違いは?
口座タイプ | ロースプレッド | ゼロ |
---|---|---|
スプレッド | 0.0pips~(変動性) | 0.0pips~(30銘柄のみ) |
取引手数料 | 往復で最大7ドル | 往復で最小0.2ドル~ |
Exnessのロースプレッド口座とゼロ口座の違いは、上の表のとおりです。
スプレッドは、ロースプレッド口座・ゼロ口座ともに最低0.0pipsです。
一方でゼロ口座は、最低0.0pipsでトレードできるのはドル円やユーロ円などの主要通貨ペア約30銘柄のみとなっています。
一見するとロースプレッド口座の方が取引手数料が高く見えますが、ゼロ口座の取引手数料はあくまで往復0.2ドル「以上」なので、通貨ペアによってはロースプレッド口座の方が取引コストが安くなります。
Exnessにはミニ口座やセント口座・マイクロ口座はないのか?
ほかの海外FX業者で言うミニ口座やセント口座・マイクロ口座は、Exnessのスタンダードセント口座にあたります。
1ロットは1,000通貨で、最小ロット数の0.01ロットならわずか10通貨でトレードすることができます。
トレード未経験者や初心者の方など、とにかく小額でFXを始めたいという方にはおすすめの口座タイプです。
Exnessの口座タイプ一問一答
【まとめ】Exness(エクスネス)の口座タイプを比較して自分に合うものを選ぼう
Exness(エクスネス)で利用できる5つの口座タイプとそれぞれの特徴を紹介してきました。
Exnessはすべての口座タイプで無制限レバレッジが使用可能となっていて、さらに最小0.0pipsのスプレッドで取引できる口座タイプも用意されています。
初心者向けのスタンダード口座・スタンダードセント口座もありますので、ぜひ試しにExnessで口座開設してみてください。
【関連記事】Exnessの入金方法まとめ
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