【2021年最新版】株の出来高の見方と使い方を解説【体験談】

悩んでいる人悩んでいる人
株式投資をしているのですが、チャートに出来高というものが表示されています。この出来高って、重要なのでしょうか? また、どのような使い方をするのがおすすめでしょうか?
 
こういった疑問を解決します。
 

この記事は『出来高ってチャートに表示されているけど、どんな風に使ったらいいの?おすすめの使い方を知りたい!』という方向けです。
 
実際に私も、株式投資を始めたばかりの時は『出来高って何のために表示されていて、どう使うのが良いんだろう…』と疑問に思っていた経験があります。
 
今回は、現在専業トレーダーとして毎日出来高を参考にしてトレードしている私が『出来高の見方と使い方』を完全解説します!
 
✅この記事の内容
・出来高の基礎知識を解説

・出来高のおすすめの使い方をご紹介

 
✅この記事を書いている人
私は専業のトレーダーで、普段は株などのトレード収益のみで生活しています。

投資歴は3年以上で、現在は約1,000万円を運用しています。

 
本記事を読むことで『出来高ってこうやって使えばいいのか!』と知ることができ、すぐに実践できる内容になっているので、ぜひ最後までお読みください。
 
それでは始めましょう!
 

株の出来高の基礎知識

 

まずは、出来高の基礎知識を見ていましょう!

 

今回は、以下の3つのポイントについて解説します。

 

① 出来高とは

② 出来高から分かること

③ 出来高の種類

 

それぞれ、順番に見ていきます!

 

① 出来高とは

まず結論から言うと、出来高とは『一定期間にどれくらいの売買が成立したか』を表している指標になります。

 

株を買いたい人と売りたい人がどれくらいマッチングしたか、そのマッチング数を表していると言い換えることもできます!

 

たとえば、1日の間で買い注文10万株と売り注文10万株が約定した場合、その日の出来高は10万株になります。

 

ファーストリテーリングの株価チャート

 

上の写真は、ユニクロを運営しているファーストリテーリングの日足チャートです。

 

すでに見たことがあるかもしれませんが、チャートの下にあるデコボコした棒グラフが『出来高』を表しています。

 

棒グラフの高低によって、その日の売買量の多さが一目で分かるようになっていますね!

 

② 出来高から分かること

続いて、出来高から分かることについて解説します。

 

結論、出来高を見ることで『投資家の心理状態』が分かるようになります!

 

改めて、ファーストリテーリングのチャートと出来高を見てみましょう。

 

ファーストリテーリングの株価チャート

 

上の写真の通り、チャート内に①と②の番号をふりました。

 

①では出来高が徐々に増えていて、②では出来高が徐々に減っています。

 

まずは、出来高が徐々に増えている①の場面について解説します!

 

・株を買いたい人と株を売りたい人の数が、だんだん増えている状態。

・一方で、株を買いたいと思っている人の数が、株を売りたいと思っている人の数を上回っている。

・結果として売買量にあたる出来高も増えて、株価も右肩上がりに上昇している。

 
出来高が増えているときは『株価がさらに上がるだろうから今買っておこう』と、強気に考えている投資家が多いということが分かります!
 
なお、売り手が強気の場合は、反対に株価がどんどん下がっていくことになります。
 
では、②のように出来高が徐々に減っている場面はどうでしょうか?
 
・株を買いたい人の数も株を売りたい人の数も、だんだんと減っている状態。

・この株の注目度があまり高くないので、結果として出来高がどんどん減っていく。

・買い手も売り手も消極的なので、株価は小幅な値動きでヨコヨコ。

 
出来高が減っている場面というのは、株を積極的に買う人も売る人もいない状態だということですね!
 
以上のように、出来高を見ることで投資家が『積極的なのか?消極的なのか?』という心理状態を判断することができます。

 

③ 出来高の種類

ここまで、出来高の基礎知識と見方を解説してきました。

 

続いて、出来高の種類について見ていきたいと思います!

 

・当日出来高

・価格帯別出来高

 

先ほどファーストリテーリングの例で見てきたように、チャートの下に縦軸で表示されているのは『当日出来高』です。

 

『当日出来高』は、1日の間にどれくらいの出来高があったかを表しています。

 

一方で、チャートに横軸で表示される『価格帯別出来高』というのもあります!

 

ファーストリテーリングの株価チャート

 

『価格帯別出来高』は、名前の通りそれぞれの価格帯でどれくらいの出来高があったかを表しています。

 

たとえば、上の写真のファーストリテーリングのチャートでいえば、赤い線が引かれている85,000円付近が最も出来高が多いですよね。

 

これはつまり、85,000円付近で株を買いたい人と売りたい人がとても多かったことを表しています!

 

以上のように、出来高にも『当日出来高』と『価格帯別出来高』の2種類があるので、ぜひ覚えておきましょう。

 

株の出来高の使い方【おすすめ】

 
続いて、おすすめの出来高の使い方を解説していきます!
 
今回は、私が毎日利用している『価格帯別出来高』の有効且つ実践的な使い方をご紹介します。
 
① 価格帯別出来高の表示方法

② 価格帯別出来高の見方

③ 価格帯別出来高の実践的な使い方

 
それぞれ、順番に見ていきましょう!
 

① 価格帯別出来高の表示方法

まず初めに、価格帯別出来高の表示方法を解説します。

 

私は普段から、価格帯別出来高をTrading Viewで確認しています。

 
Trading Viewを使って、どのように価格帯別出来高を表示するのか解説します!

 

Trading Viewで価格帯別出来高を表示する方法

Trading Viewは、世界のトレーダーに愛用されているチャートアプリです。

 

Trading Viewは無料でも使えるチャートアプリなのですが、価格帯別出来高を表示するためには有料プランに申し込む必要があります。

 

ただ、Trading Viewには1ヶ月の無料体験がプランがあるので、とりあえず無料体験に申し込んで後からキャンセルすればOKですよ!

 

 
無料体験ではいくつかのプランから選ぶことができますが、せっかくなので一番高い『Premium』の無料体験に申し込めばOKです。
 
Trading Viewのプラン
 
無料体験を始めたら、なんでもよいので銘柄のチャートを開いてみましょう!
 
チャートを開いたら、画面の左上にある『インジケーター』をクリックします。
 
Trading Viewのチャート
 
すると、検索画面が開くので『VPVR』と入力します。
 
Trading Viewの画面
 
検索結果には、出来高プロファイルの下に『Visible Range(可視範囲出来高)』が表示されるので、それをクリックしてください!
 
ファーストリテーリングの株価チャート
 
以上で、チャート上に価格帯別出来高が表示されます!
 
Trading Viewは、スマホだけでなくパソコンでもチャートを開けるので、チャート分析にめちゃくちゃ役立つツールです。
 
私も毎月2,000円程度支払ってチャート分析に使用しているので、もし興味があれば『Trading View』を使ってみてくださいね!
 

② 価格帯別出来高の見方

チャートに価格帯別出来高を表示できるようになったところで、価格帯別出来高の見方を解説します。

 

今回は、成長株として人気の『エムスリー』を例に挙げて解説します!

 

まず、下のチャートの真ん中あたりを見てみてください。

 

エムスリーの株価チャート

 

現在の株価が9,200円くらいなのですが、9,000~9,500円付近の価格帯別出来高が最も大きく、多くの投資家が売買していると分かりますね!

 

さらに安い株価(6,000~8,000円台)で買っている人もいますが、価格帯別出来高がそこまで大きくないこともあり、含み益のでている投資家はあまり多くないようです。
 
注目は、10,000~10,500円くらいの価格帯別出来高です。
 
多くの投資家が『株価はさらに上がるだろう!』と思って10,000円付近で買ってはみたものの、結局株価は下がってしまい、身動きが取れなくなっていることが分かります。
 
悩んでいる人投資家
エムスリーの株価が10,200円のときに買ったけど、今の株価は9,200円。含み損つらいよ….
 
たとえば、上記のように含み損を抱えている投資家が多いということです。
 
以上のように、価格帯別出来高と今の株価を見ることで『どれくらいの投資家が含み益なのか?』『どれくらいの投資家が含み損に耐えているのか?』が分かるようになります!
 
価格帯別出来高をみるときは、ぜひ投資家の心理も考えながら見てみてくださいね。
 

③ 価格帯別出来高の実践的な使い方

最後に、価格帯別出来高の実践的な使い方を解説したいと思います。
 
おすすめの価格帯別出来高の使い方は、下の2つです。
 
・損切り&利確ラインの参考に使う

・銘柄選びの参考に使う

 
それぞれ、チャートを見ながら順番に解説していきますね!
 

損切り&利確ラインの参考に使う

まずは、価格帯別出来高を損切り&利確ラインの参考に使う方法を解説します。

 

まず、価格帯別出来高を損切り&利確ラインの参考に使う理由としては、価格帯別出来高が支持線や抵抗線として機能しやすいからです。

 

先ほどのエムスリーのチャートですが、現在の株価である9,200円で買いエントリーをしたとしましょう!

 

エムスリーの株価チャート
 
たとえば価格帯別出来高を見ながら、上記のように損切ラインと利確ラインを設定することができます。
 
①のように損切ラインを8,600円くらいに設定する理由は、9,000円を割ると投資家の心理が悪化し、たくさんの損切り注文が出る可能性があるからです!
 
投資家
価格帯別出来高を見ると、たくさんの投資家が9,000~9,200円の間で買っているな。みんな買っているし、自分も買おう!
 
9,000円のラインでは、上記のように考えて買いエントリーする投資家が多いです。
 
一方で株価が9,000円を下回ってしまうと、上記のように考えていた投資家は『なんだよ、上がらないのかよ!急いで損切りだ!』と一気に損切りの売り注文を出します。
 
たくさんの売り注文がでて株価が一気に下落する可能性があるので、念のため損切りを8,600円付近に入れておくのです。
 
では、利確の場合はどうでしょうか?
 
困っている人投資家
10,000円で買ったけど、今の株価は9,200円。含み損のままだと辛いし、もし10,000円まで株価が戻ってきたら±0でいいから一旦売却したい….
 
②の10,000円付近で買った多くの投資家は、現在含み損を抱えて辛い思いをしています。
 
もしあなたが含み損を抱えていて、株価がやっと10,000円まで戻ってきてくれたら、気持ちをリセットするためにも早く決済したいですよね?
 
株価が10,000円まで戻ってくると、上記のような投資家による多くの売却注文がでるようになります。
 
つまり、株価が10,000円に近づくと売りのパワーが強まるので、一旦10,000円付近で利確しておくのが吉だということです。
 
・価格帯別出来高は、支持線や抵抗線として機能しやすい。

・株を買いたい人は『みんなが買っているところで自分も買いたい』と思っている。

・『みんなが買っているところ=価格帯別出来高が大きいところ』を下割れすると、一気に損切り注文が出て下落する可能性がある。

・上の方で買わされた投資家は、株価が自分の買値まで戻ってきたら一旦売りたいと思っている。

・価格帯別出来高が大きいところまで株価が戻ってくると、売りのパワーが強まりやすい。

 
ここまでの内容をまとめると、こんな感じになります。
 
もちろん、価格帯別出来高が絶対に損切りや利確ラインになるわけではありません。
 
あくまで『参考』として、日々の取引に活かしてみてください!
 

銘柄選びの参考に使う

続いて、銘柄選びの参考に価格帯別出来高を使う方法を解説します。

 

結論、『身動きが取れなくなっている投資家が少ない銘柄』を価格帯別出来高を見て判断しましょう。

 

先ほどのエムスリーの価格帯別出来高を、もう一度見てみてください。

 

エムスリーの株価チャート

 

エムスリーの場合、10,000円付近で損切りするにもできず、株価が戻ってくるのをひたすら待っている投資家がとても多いことが分かります。

 

このとき、株価が10,000円を超えるには彼らの売り注文をこなさないといけないので、かなりのパワーが必要になります。

 

こういった銘柄は、株価がなかなか上がりにくくなってしまいます。

 

一方で、下の写真は孫正義氏率いるソフトバンクグループの株価チャートになります。

 
ソフトバンク・グループの株価チャート
 
現在の株価は約8,500円ですが、それより上の価格帯別出来高は、エムスリーと比べるとそこまで大きくありませんよね!
 
つまり『上の方で身動きが取れずどうにもならない』投資家の数は、そこまで多くないということです。
 
こういった銘柄は売りの圧力が強くないので、スルスルと上昇してくれることが多いです。
 
以上のように、『身動きが取れなくなっている投資家が少ない銘柄』を選ぶと利益に繋がりやすいので、ぜひ価格帯別出来高を参考にしてみてください!
 

まとめ:株の出来高の見方と使い方

株の出来高の見方と使い方、いかがでしたでしょうか?

 

取引するうえで、出来高がいかに重要か理解して頂けていたら幸いです。

 

Trading Viewなら、無料体験に申し込むだけですぐに価格帯別出来高をチャートに表示させることが可能です。

 

 

『さっそく価格帯別出来高を使ってみたい!』という方は、ぜひ無料体験に申し込んでみてくださいね!

 

それでは、今回の内容を簡単にまとめておきます。

 

① 出来高とは『一定期間にどれくらいの売買が成立したか』を表している指標である。

② 出来高を見ることで、投資家が『積極的なのか?消極的なのか?』という心理状態を判断することができる。

③ 価格帯別出来高を見ると、『どれくらいの投資家が含み益なのか?』『どれくらいの投資家が含み損に耐えているのか?』が分かるようになる。

④ 価格帯別出来高は支持線や抵抗線になりやすいので、エントリーする時の損切ライン&利確ラインの参考にもなる。

⑤ 今の株価よりも上の価格帯別出来高が小さい銘柄ほど、スルスルと上昇しやすい。

 
こんなところでしょうか。
 
ぜひ出来高をマスターして、今後の取引に役立ててみてくださいね。
 
それでは、本日は以上です!
 
 
 
 
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