・日本のおすすめ成長株を10銘柄をまとめてご紹介
・各銘柄の最新の決算や株価の情報も記載
投資歴は3年以上で、現在は約1,000万円を運用しています。
日本の成長株おすすめ10銘柄
今回ご紹介する銘柄は、新興銘柄で構成されるマザーズ市場から多く採用してきました。
成長株(グロース株)は人気が高く、株価は将来の期待をかなり先取りして織り込みにいくため、割高になりがちです。
その点には注意しながら、銘柄選びの参考にしてみてくださいね!
今回ご紹介する日本の成長株は、以下の10銘柄になります。
② PR TIMES(3922)
③ ラクス(3923)
④ レノバ(9519)
⑤ メドレー(4480)
⑥ ミンカブ(4436)
⑦ AI Inside(4488)
⑧ マネーフォワード(3994)
⑨ フリー(4478)
⑩ スマレジ(4431)
それぞれ、順番に詳しく見ていきましょう。
① エムスリー(2413)
まず最初にご紹介する日本のおすすめ成長株は『エムスリー』です!
エムスリーはソニー系の企業で、製薬会社のマーケティング支援であったり、医師向けの情報サイトを運営していたりします。
また、最近ではLINEと提携してオンライン診療サービスの提供もスタートしましたね。
上の写真は、四半期ごとのエムスリーの業績の推移になります。
直近では2020年10-12月期の決算を発表しており、売上高は前年同期比40%増・最終益も77%増と、超絶決算を叩き出しています!
エムスリーが成長株として多くの投資家に人気なのは、安定して増収増益を繰り返しているからだと言えますね。
そして、さらにエムスリーの人気を高めているのが、このひたすら右肩上がりで上昇する株価チャートです。
ネット上では『どこでエムスリーの株を買っても利益が出る』と言われているくらいです。笑
直近の株価は調整していますが、業績はまったく問題ないため、転換の兆しが見えたら積極的に買いを入れていきたい銘柄です!
② PR TIMES(3922)
続いてご紹介する日本のおすすめ成長株は『PR TIMES』です!
PR TIMESは、プレスリリースサイトである『PR TIMES』を運営しており、他にも動画・原稿制作などを手掛けている企業です。
最近は、企業によるコロナ関連のプレスリリースが増えたこともあり、業績が急拡大しています。
上の写真はPR TIMESの業績推移ですが、今年1月に発表した2020年9-11月期の決算は、大幅な増収増益となりました。
本業の儲けを示す営業利益は前年同期比で2.6倍、さらに最終益も前年同期比で2.7倍と、とても素晴らしい成長を遂げていますね!
こちらは、PR TIMESの株価チャートになります。
業績は上向きで、株価も順調に右肩上がりで上昇していますね!
PR TIMESのプレスリリースサービスを利用する企業数も順調に増えていることから、今後も着実な株価の上昇が期待できそうですね。
③ ラクス(3923)
続いてご紹介する日本のおすすめ成長株は『ラクス』です!
ラクスは、中小企業向けにクラウドサービスの販売や支援を行っている企業です。
最近では、経費精算ソフトである『楽々精算』の導入企業が順調に増えていることもあり、業績を急拡大させています。
上の写真の通り、ラクスは毎四半期のペースで増収増益を積み重ねていますね!
ラクスのメイン事業はクラウドサービスで、顧客はラクスに対して月額利用料を支払うことでサービスを利用しています。
つまり、サービスを解約されない限り、顧客数の増加に応じてひたすら毎月のストック収入が積み上がっていくビジネスモデルだということです。
ストック型ビジネスは毎月の売上高が読みやすく、顧客が一斉に解約するようなことがない限り、売上が大きく減少することもないのが特徴です!
新型コロナウイルスの影響によって、ラクスのクラウドサービスは大きな成長を遂げています。
株価も順調に右肩上がりで成長しており、ラクスは多くの成長株投資家に人気の銘柄になりました。
最近は株価が軟調気味ですが、次の決算で長期的な成長ビジョンを示すことができれば、さらに株価が上昇することも期待されます!
④ レノバ(9519)
続いてご紹介する日本のおすすめ成長株は『レノバ』です!
レノバは、太陽光やバイオマス・風力といった、再生可能エネルギーの発電事業を手掛けている企業です。
最近では、日本の菅総理が『脱炭素社会を目指す』と宣言していたり、アメリカのバイデン新大統領が『グリーンエネルギー政策』を実行すると宣言していたりします。
レノバの事業内容がこれにピッタリ当てはまるため、国策銘柄として注目が集まっています!
レノバの業績推移ですが、決算の内容は決して良いとは言えません。
2020年7-9月期の決算は、売上が前年同期比で9.8%減、最終益は赤字に転落しました。
一方で、下の写真の通りレノバの株価はグングン上昇していますよね!
株価上昇の理由は、政府の政策運営によってレノバが大きな恩恵を受けると期待されているからです。
相場には『国策に売りなし』という格言があり、国の政策によって恩恵を受ける企業の株は買いだと言われています。
まさにレノバは国策のど真ん中の銘柄ですので、強気に買い向かっていくべき銘柄と言えそうです!
⑤ メドレー(4480)
続いてご紹介する日本のおすすめ成長株は『メドレー』です!
メドレーは、医療ヘルスケア領域の人材採用システムをメイン事業にしている企業です。
さらに最近では、オンライン診療システムや電子カルテサービスにも力を入れており、コロナ禍で注目されている企業の1つです。
上の写真の通り、メドレーの売上高はここ数年で急拡大しているのが分かりますね。
2020年12月期の決算でも、前期比41.7%の売上増を見込んでおり、最終益も黒字転換し過去最高益となることを予想しています!
メドレーの株価は、押し目を作りながらじっくり上昇し続けていますね。
特にオンライン診療や電子カルテ事業は、今後規制緩和により更なる成長が見込まれています。
新型コロナが収束したあとも、医療の最先端をいく企業として期待される銘柄ですね!
⑥ ミンカブ(4436)
続いてご紹介する日本のおすすめ成長株は『ミンカブ』です!
ミンカブは、『みんなの株式』や『株探』などのメディアを運営している企業です。
また、金融機関などの法人向けに金融関連の情報を提供するなど、B2Bビジネスにも力を入れています!
ミンカブは、今年2月に2020年10-12月期の売上が前年同期比59.4%増と、大幅に拡大したことを発表しました。
理由としては、コロナ禍で日本の株価が大きく上昇し、『みんなの株式』や『株探』といったメディアの広告事業が大きく伸びたからです。
ちなみに、私も『株探』の有料会員になっていますよ!笑
ミンカブの株価は、順調に右肩上がりで成長していますね。
最近でも、株式投資を始める人の数はどんどん増えており、『株探』などのメディアの有料会員数も大きく増えていくことが予想されます。
決算の内容も非常に良いので、長期保有にも向いている銘柄と言えそうです!
⑦ AI Inside(4488)
続いてご紹介する日本のおすすめ成長株は『AI Inside』です!
AI Insideは、AIが手書き文字をデジタル文字に変換する『光学式文字読み取り装置(OCR)サービス』を提供している企業です。
現状、AI Insideには競合他社がないため、AI業界でそのシェアを急速に高めています。
AI Insideは2020年3月期の決算で、売上高が前期比3.5倍にまで急拡大したことから、一気に注目されるようになりました。
しかしAI Insideはそれに満足せず、2021年3月期の決算では売上が前期比2.8倍、最終益も2.7倍になるというめちゃくちゃ強気な業績予想を発表しています!
2年連続で売上高が倍増すると見込むなど、とにかくAI Insideの成長スピードには驚かされるばかりです。
この業績拡大のペースですので、もちろん株価も急上昇しています。
最近のAI Insideの株価はヨコヨコを続けていますが、次の決算が発表されれば再び上向きに転じる可能性が高いです。
AI業界のリーディングカンパニーとして、AI Insideの株価の成長には乗り遅れないようにしたいですね!
⑧ マネーフォワード(3994)
続いてご紹介する日本のおすすめ成長株は『マネーフォワード』です!
マネーフォワードは、個人向け家計簿アプリ『マネーフォワードME』と、クラウド会計ソフト『マネーフォワード クラウド会計
』をメイン事業にしている企業です。
特に、家計簿アプリ『マネーフォワードME』はBtoC向けのビジネスで、利用されている方も多いのではないでしょうか。
マネーフォワードの業績推移ですが、売上高は右肩上がりで成長しているものの、赤字が続いています。
理由としては、マネーフォワードがサービスの認知を高めるために、多額の広告費を使っているからです。
一方で、2021年度は赤字が大幅が縮小する見込みであり、黒字転換は間もなくだと期待されています!
マネフォワードのように多額の広告費を使い赤字となっている企業でも、株価は上昇し続けます。
『広告費はいつでも削減できるので、売上高さえしっかり伸びてくれれば問題ない』というのがマーケットの思惑だからです。
もし黒字転換するようなことがあれば、株価が大幅に上昇しそうなので、今のうちに仕込んでおくのも良さそうですね!
⑨ フリー(4478)
続いてご紹介する日本のおすすめ成長株は『フリー』です!
フリーは、クラウド型会計・人事労務ソフト「freee」を開発・運営している企業です。
他にも会社設立や開業支援など、主にスモールビジネス向けのクラウドサービスも提供しています。
フリーの業績推移ですが、マネーフォワードの業績推移と似ていて、売上高以外は赤字という状態です。
一方で売上高は順調に増加しており、営業利益や最終益の赤字幅も着実に縮小しています。
フリーの決算が黒字に転換するのも、そんなに時間はかからなそうですね!
フリーの株価は、赤字でも将来の業績拡大を織り込んで右肩上がりに上昇しています。
最近では新商品も投入しており、新型コロナの影響でクラウドサービスはかなり需要が伸びています。
マネーフォワードと並んで、今後の黒字化の前に仕込んでおきたい銘柄の1つですね!
⑩ スマレジ(4431)
最後にご紹介する日本のおすすめ成長株は『スマレジ』です!
スマレジは、小売店向けのクラウド型システムである「スマレジ」の開発・販売をメイン事業としている企業です。
特に最近はセルフレジサービスの展開にも力を入れており、新型コロナの影響も追い風となって業績を急拡大させています。
スマレジの業績推移ですが、売上・最終益ともに前年同期比で大きく落ち込んでいます。
一方で、下半期に当たる2020年11月-2021年4月期は、売上高が前年同期比で24.4%増・最終益は38.6%増という業績予想を発表しています。
上半期はあまり振るわなかったものの、下半期は業績が大きく伸びるようですね!
下半期の業績が上向いていることもあり、株価も右肩上がりで上昇しています。
スマレジの採用企業が増え、ストック収入も安定して積み上がってきていることから、今後も引き続き業績の拡大が期待されています。
現在は株価が調整していますが、上向きに転換するタイミングでしっかり波に乗りたい銘柄ですね!
まとめ:日本の成長株おすすめ10銘柄
日本の成長株(グロース株)おすすめ10銘柄、いかがでしたでしょうか?
今回は成長株に絞って解説してきましたが、日本株についてはテーマごとに他の記事でもまとめています!
たとえば、下の記事では日本の高配当株10銘柄をピックアップして解説しています。
困っている人 配当金生活を目指しているので、まずは配当利回りの高い株に投資してポートフォリオを組んでいきたいと思っています。日本株でおすすめの高配当株を教えてください!また、おすすめの投資法があったら、それも併せて知りたいです[…]
また、今後も成長が期待される値嵩株(ねがさかぶ)についても、下の記事で5銘柄ピックアップしてまとめています!
悩んでいる人 日本株の中でも、株価がとても高い値嵩株(ねがさかぶ)に投資したいと思っています。投資対象としておすすめの銘柄があれば、まとめて知りたいです! こういった疑問を解決します。 […]
他の日本株の銘柄に興味がある方は、ぜひ上の記事も参考にしてみてくださいね!
それでは、改めて日本の成長株おすすめ10銘柄を振り返っておきたいと思います。
② PR TIMES(3922)
③ ラクス(3923)
④ レノバ(9519)
⑤ メドレー(4480)
⑥ ミンカブ(4436)
⑦ AI Inside(4488)
⑧ マネーフォワード(3994)
⑨ フリー(4478)
⑩ スマレジ(4431)
【関連記事】【2021年最新版】株式投資の初心者におすすめの本10選【体験談】